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ふとんコンディショナーFUTOCONは不要?評価の理由

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ふとんクリーナーで有名なRAYCOPから新しいガジェットが販売されました。

その名も「ふとんコンディショナー FUTOCON(フトコン)」

世界初のふとんコンディショナーということで、確かにこういう製品は今までなかったかもしれません。

そこで、FUTOCONの説明と個人的な考えを書きたいと思います。

RAYCOP FUTOCONは何がすごいのか?

マットレス自体に送風し快眠温度33℃±1℃をキープ

FUTOCONはオーバーレイマットレスとヒーターを合体させた製品なのですが、そのウリとしては「快眠温度をキープする」点にあります。

具体的にはマットレスに直付けされた冷温風機のセンサーがマットレス内の温度を感知して自動でコントロールしてくれるのですね。

「マットレスに温風を送る?」という時点で疑問な人もいるでしょう。

FUTOCONのマットレスは下記のような空洞だらけの素材なので風を送り込むことが可能なのです。

似た参考画像であり、FUTOCONのマットレスではありません

その名も「エアスペーサー®」と言うそうですが、東洋紡と共同開発とか書いてあるので「それってブレスエアーだよね?」とか思ったり思わなかったり。

この手の素材は「エア○○」とか「○○エアー」と付く名称がとても多く、当サイトでは「ポリエチレンファイバー素材」あるいは「エア系マットレス」と呼んでいます。

かの有名なエアウィーブさんのマットレスもこの手の素材ですね。

 

ちなみに快眠温度とはなんぞや?という方のために公式ページには注釈がありました。

※快眠温度とは…人間が快眠できるのは33℃といわれています。また、人間は一般的に体温が1℃さがることで眠りに入り、1℃あがることで目覚める仕組みになっています。個人差があります。
出典 : 小田史郎「睡眠前の体温変動が入眠に及ぼす影響」(平成15年2月)、梁瀬度子「住空間の快適性に関わる生理・心理学的研究」(平成10年度学会賞受賞記念論文)より

※寝床内を33℃にキープできるのは室温18℃~ 27℃の条件下です。

という理屈から、このふとんコンディショナーなるジャンルを作り出したようです。

ただ、注釈にもある「33℃にキープできるのは室温18℃~ 27℃の条件下」は「FUTOCON使用時の室温条件」なのでしょうか?

だとしたら季節や住宅によってはキープ出来ない可能性も出てくるかもしれないですよね。

 

ホメスタイオン、寝具ケアモードの除湿、脱臭、ダニ対策

初めてFUTOCONの画像を見た時「ん?バルミューダあたりが作った布団乾燥機かな?」とか思いました。

なんというか・・・布団の周りにこういう機械があると大体布団乾燥機にしか見えないですよね。

 

で、FUTOCONは布団全体の温度をコントロールできるので「布団乾燥機としての機能」も有しています。

高温にするとダニ対策ができるので便利ですよね。

他にもレイコップが独自開発したとされる「ホメスタイオン」でウイルスや菌の除去などをするとのこと。

これは他のメーカーで言うナノイーやプラズマクラスターみたいなものかもしれません。

 

しかし毎日使う電化製品はコストが気になりますよね。

メーカーによると電気代は1日50円、騒音は40dB以下(メーカー公称値)とのことです。

1ヶ月でおよそ1500円、1年間で18,000円がランニングコストとなりますが、これで本当に快眠できるなら安いと感じる人もいるでしょう。

 

RAYCOP FUTOCONへの疑問点と問題点

ポリエチレンファイバー素材って熱に弱いって聞くよ

実際に自分もポリエチレンファイバー素材の高反発マットレスを使っていたことがありました。

1年程度でヘタって以降はウレタン一筋であるものの、当時から「熱に弱いから気をつけろ」みたいな口コミやレビューは見かけていました。

 

ちなみに日本の寝具メーカーであるライズの「スリープオアシス」についてはFAQに下記のような回答がありました。

Q 電気毛布などの暖房器具と一緒に使えますか?(3次元構造ファイバー:ポリエチレン素材について)

A 【スリープオアシス】に使用している3次元構造ファイバーは、非常に熱に弱い素材です。あんかや電気毛布などの暖房器具と一緒に使用すると変形する恐れがありますので、直接暖房器具が触れないようご注意ください。

 

以前このような記事も書いたのでなおさらですね。

【関連記事】高反発マットレスに電気毛布や布団乾燥機を使っても大丈夫?

 

で、FUTOCONの素材ですが、これってパッと見た感じ特に他メーカーの素材と違わない気がするんですよね。(東洋紡だし)

寝具ケアモードで50℃以上の温風にさらしたら変形しちゃわないですかね???

一応「オーバーレイマットレス(既存の寝具の上に重ねて使うマットレス)」と謳っているので、1枚で使って「ヘタって底づき感ガー!!」とか言う人はいなさそうですけど。

寝具としてどうなのかなぁ・・・と。

 

誤動作して就寝中に寝具ケアモード発動からの拷問

これはあくまで想像で、レイコップさんは試験を重ねて対策している思うので冗談として。

例えば気持ち良く眠っている時、何かの拍子に寝具ケアモードが発動して「ダニ対策に50℃以上の温風を出すよ〜」とかってなったら・・・カラッと死にますよね。

 

ちなみに各モードでは自動停止機能があります。

  • 寝具ケア : 2時間運転後、自動停止
  • 睡眠ケア : 予約設定運転後、自動停止

また、過熱防止の安全装置なども付いています。

  • Tilt switch : 製品の傾き、転倒時に運転停止
  • Thermostat : ヒーター過熱防止/フロントカバーオープン警告音/温度・湿度センサー異常警告音

 

ただ、万が一の誤動作や子供がイジったりなどの安全面に関する説明が公式サイトのページを見た限りなかったので、そこは少し気になりましたね。

一人暮らしならともかく、家族やカップルなどで住んでいる人も多いですから・・・。

(※今後追加されるかもしれません)

 

それにしてもなんというか・・・見れば見るほど「面倒くさがり屋がオシャレな布団乾燥機をセットしたまま寝てる感じ」に見えちゃうのは自分だけでしょうか。

 

寝相の悪い人とかどうなるんだろうか?

「朝起きると布団をほとんどかぶってない(蹴っ飛ばしている)」人っていますよね。

こういう布団蹴っ飛ばしちゃう系の場合「敷布団(マットレス)と掛布団のあいだで熱を維持する」みたいな事って出来ないですよね。

 

その時センサーはどういう判断をするんでしょうか?

異常を感じて自動で停止するなら、そもそも存在自体に意味がなくなりますし、室温全体を布団内の温度とみなされても困ります。

誰しもが布団を行儀よく被ったまま朝を迎えると思わないのですが、このあたりはどんなもんなんでしょ?

 

 

総評

15万円の価値があるかは人による?判断材料を探すべし

最後に価格ですが、およそ15万円くらいします。(マットレスと機械本体で)

 

どちらか一方の単品販売はしていないらしく、これに15万円はさすがに悩みますね。

もし誰かの「これはすごい!最強の安眠ガジェットだ!」というレビューを見ても、自分にも当てはまるかはわかりませんから。

それになんだかんだで「習慣化が必要になることが増えるのを嫌う人」は多い気がします。

 

続ける自信がない人や飽きやすいと思う人は、やっぱりマットレスや枕といった基本的な部分を変えていくのが一番だと思います。

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