ストレスで不安やイライラを感じると寝付けないですよね。
頭の中で不安ごとや腹が立つ様なシーンを何度もシミュレーションしているうちに感情が高ぶってきてしまいます。
そんな「ストレスで眠れない時」の対処法を考えてみました。
ストレスで眠れなくなるのは何故か
日中のフラッシュバックが問題
ストレスと言っても人により多々あるものですが、その多くは日中の出来事ではないでしょうか。
- 仕事や家庭での人間関係
- 子育てや介護
- 金銭面・経済面での問題
- 試験やプレゼンなどのプレッシャー
- 世界情勢や自然災害など
日中にひたすら耐え続けてきた心が夜になり爆発するイメージです。
「身体は休みたいのに頭は解決を求めていつまでも動いている状態」でもありますね。
すなわち「解決を求めている」けど「答えが見つからない」ことによるストレス。
逆に、答えが早々に見つかるなら布団の中で悩むことなどないはずです。
これは僕自身がストレスで眠れない日々を送っていた時の分析なので必ずしも全ての人に当てはまる訳ではありません。
しかし、この「パソコンがフリーズしたような状態」をどうにかしないといけないですよね。
考え方を変えればストレスは緩和できる
時間が解決してくれることは多い
明日が憂鬱でも生きている限り必ずやってきます。
ただ、自分の考えたような明日が必ず来るとは限りません。
良い意味でも悪い意味でもどうなるかわからないから不安ですが、チャンスもあるのです。
人間いざという時はとっさの判断で行動しますよね。
寝る前に「明日はこうしよう」なんて考えていても無駄に終わることもあります。
八方塞がりでどうにもならないと感じたら、時間の流れに身を任せてみるのはいかがでしょうか。
他の人の脳みそを借りよう
何らかの問題に対して答えが出ないのは何故でしょうか。
- 実は答えに近いものがあるけど、それをする勇気がない
- 何もわからない
いずれにしても、今の自分の脳みそではどうにもなりません。
それなら他人の脳みそを借りるのが解決を早める上で有効です。
身近な所では「家族・友人・先輩・同僚・上司に相談する」というもの。
ここで気を付けたいのは相談する相手をしっかり考えること。
人は「攻めの傾向が強い人」「守りの傾向が強い人」といます。
同じ相談をしても両者では考え方がまるっきり違うこともあるので「背中を押してもらいたいのか、引き止めて欲しいのか」を考えておかないと嬉しい言葉は貰えないかもしれません。
その他に役立つのは「読書」
本にはその人の考えや生き方が言葉として記されています。
直接的に問題解決の糸口にはならなくとも、他人の話を頭に入れることである時繋がることもあるでしょう。
よく言う「ピンときた」というものですね。
自分の脳みそではどうにもならないなら、早急に他の人の頭を参考にしましょう。
勇気を貰いたいなら自伝書などがおすすめ。
そのような本は「苦しい過去から立ち上がるまでの心境」が書かれていますから、参考にできる事もあるはずです。
よくあるストレス解消法に効果はあるの？
それが好きじゃない人とっては無意味
例えばストレス解消のためには下記のようなものもあります。
- 「ストレスに良いツボ」を押す
- 瞑想をする
- 運動をする
- アロマオイルを焚く
- 日記をつける
- ペットを飼う
- 甘いものを食べる
こういう行動は必ずしもストレス解消にはなりません。
瞑想や運動は個人的には好きですが、他の人にも合うとは限りませんよね。
健康を考えれば運動すべきですが、運動嫌いな人にとって運動がストレス解消になるとは思えません。
考えるべきは「ストレスは何によって発生しているのか？」であり、
そのストレスを消すには「発生源自体をどうにかするか、考え方を変えるか」しかないと思うのです。
巷に溢れるストレス解消法はいずれも「人による」としか言いようがありません。
心を落ち着かせることは有効
しかし、お茶やハーブティーなど「心を落ち着かせてくれる」ものは身体の内側から心を癒やしてくれるでしょう。
例えば抗ストレス成分で一時期話題になった「GABA（ギャバ）」は興奮した神経を落ち着かせリラックス状態をもたらすといいます。
GABAは野菜などに含まれている成分。
他にも「クワンソウ」や「ラフマ」といったハーブにも精神を安定させる作用があると言われていますね。
これらを定期的に摂取することで興奮気味の神経を落ち着かせるため、ストレスの直撃を少しでも和らげる事ができるでしょう。
心を落ち着かせると眠れるの？
興奮してるよりはずっと眠りに付きやすい
心が落ち着く＝リラックスしている状態ですから、ストレスで神経が高ぶっている時よりも眠りに付きやすいでしょう。
例えるなら美容室やマッサージ店、あるいはお昼ご飯の後。
何もせずにぼーっとしている時、猛烈に眠くなってきませんか？
リラックスしている状態は眠くなりやすいのです。
日々ストレスで眠れないという人は、夜寝る前にこのリラックス状態を作り出せればよいのですね。
そのため大事な事は2点。
- ストレスに対する考え方を変える（気を楽に持つ・相談する・人の知恵を借りる）
- 心を落ち着かせる習慣を心がける
心を落ち着かせる習慣とは？
寝る前に心を落ち着かせてストレスを感じないようにするには、複雑な事をしないのがポイント。
そういう意味ではストレッチやアロマなどが最適ですね。
逆に「寝る前にやらない方が良い習慣」としては下記です。
- スマホやPCを見る
- 誰かと電話をする
- 神経が高ぶるようなテレビや本を見る
- 入浴（寝る2時間前くらいには済ませておきたいですね）
- 食事（消化活動により睡眠が浅くなってしまいます）
- 激しい運動
- アルコール・カフェインの含んだ飲み物を飲む
目指したいのは「よし、寝よう」ではなく「ダメだ、もう眠い無理」という感覚。
ストレスやリラックスに良いサプリはある？
休息サプリや睡眠サプリがピッタリ
今は食事から必要な成分を摂取することが難しい人も増えました。
そのためありとあらゆるジャンルのサプリメントがありますよね。
ストレスやリラックスに良い成分を求めるなら「休息サプリ」や「睡眠サプリ」と呼ばれているサプリメントジャンルがおすすめ。
眠る1時間前位に服用することで心をリラックスに導いてくれます。
僕もストレスと戦い睡眠の質を上げるためにサプリメントを活用していますが、特に好きなのは液体サプリメント。
サプリといえば錠剤やカプセルで「薬っぽい」のがマイナスイメージな人もいると思います。
しかし、液体サプリであれば健康飲料感覚なので毎日続けやすいのもポイント。
睡眠サプリメントについては下記記事で詳しく触れているので是非参考にしてみて下さい。
【関連記事】夜眠る前の飲み物は液体サプリがおすすめな理由
【関連記事】よく眠れる？睡眠サプリランキングと市販品の効果的な選び方
さいごに
ストレスをコントロール出来れば楽になる
ストレスは人の心を変え、人の睡眠を変え、人生を変えていく邪悪な存在と言えるでしょう。
うまくコントロールすることが出来れば、どんな事でも前向きに解決策まで最短ルートを走っていけるはず。
皆さんのストレスが少しでも楽になれば幸いです。
